お問い合わせ番号に込めたおもい

応募や相談のメールには、
Pre-ID という番号が添えられています。
表向きは、お問い合わせ内容を整理するための識別番号。
それ以上でも以下でもありません。

けれど、私はこの番号に
もうひとつの意味をそっと重ねています。

応募や相談は、
誰かと誰かが出会う“入口”にすぎません。

「応募数をどう増やすか」が中心になりがちな求人の世界で、
私たちが見つめたいのは、その先です。

たった 1 件の応募が、
人の人生を変え、
会社の未来を少しだけ良くし、
地域に新しい流れを生むことがある。

その出会いは、
数字よりもずっと深く、あたたかい意味を持ちます。

だからこそ、私はこの番号を Pre-ID と名付けました。

Pre = まだ形になっていない未来の前触れ
ID = その始まりを示す印

応募でも、相談でも、
Pre-ID が発行された瞬間から、
小さな“つながり”が芽を出し始める。

そのつながりが、
ひとりの暮らしや、ひとつの企業を変え、
やがて新しい未来につながっていく。
そんな流れを、私たちは信じています。

もちろん、Pre-ID はただの番号です。
しかし、その番号にはひとつだけ願いを込めました。

「ここから誰かの未来が、誰かの未来とつながりますように。」

Pre-ID は、
そんな静かな願いを託した、
出会いの前に灯す小さな印です。